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定例会2026/07/27
定例会を広島県にて開催しました

1日目(7/9

「広島市環境局中工場」「広島市西消防署」「広島市営基町高層アパート」の視察をしました。

谷口吉生による設計の広島市環境局中工場と山本理顕による設計の広島市西消防署は、どちらも「ひろしま2045平和と創造のまち」事業の一環として、デザイン性と市民に開かれた公共施設を目指した建物で、その設計手法と実際の使われ方などについての解説を聞きながらの見学でした。どちらも竣工後20年以上経つ建築ですが、市民に施設内容を公開し啓発することを目的としつつ建物本来の使われ方もきちんと維持されておりとても示唆に富む建物でした。

広島市営基町高層アパートは広島の戦後復興の総仕上げとも言われ、大高正人の設計により坂出人工土地につながる設計思想の高層アパート群。今回見学できたのはピロティと屋上庭園のみでしたが、竣工から40年以上経った今の感覚で見てもユニークな建物群と景色には圧倒されました。また、年月の経った集合住宅では問題になる建物の更新やコミュニティの変化も起きているそうなので、変化の時期に来ていることも感じました。

最後に、広島で官民連携事業で広島の街の魅力を作り出す試みを行なっている広島県土木建築局の弘田陽介氏と広島電鉄の前田琢己氏お招きした講演を聞き、建築設計や都市計画とは少し違った目線での街づくりやにぎわいの創造についての話や意見交換ができて有意義な時間でした。

広島市環境局中工場
広島市環境局中工場
広島市西消防署
広島市西消防署

2日目(7/10

木製ルーバーが特徴的なWOOD EGG、緑に囲まれるランドスケープのイロハビレッジ、鏡張りのような外観で不思議な存在感の下瀬美術館を見学。続いて岩国に移動して錦帯橋など、国の重要文化的景観に含まれる街並みを視察しました。国の有形文化財である岩国徴古館では戦中に竣工したことによる様々な工夫や苦労を職員の方から説明頂きました。資材不足の中であっても素材やデザインの工夫を盛り込んでいたのが印象的でした。

■まとめ

2日間を通して新旧様々な建物、保存と維持、街づくりの新しい試みなどにも触れることができました。幅広い範囲に及ぶインプットができ有意義かつ盛りだくさんな視察でした。

市営基町高層アパート1
市営基町高層アパート1
市営基町高層アパート2
市営基町高層アパート2
錦帯橋集合写真
錦帯橋集合写真
岩国徴古館
岩国徴古館
講演会
講演会
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