＜住まい方調査について＞

■■出発点
・Ｒ+houseは、新しい住まいのかたちが現在進行形でたくさん生み出されているとっても興味深い現場。
・Ｒ+houseのお仕事は、設計までの段階で手を放れてしまうため、業務の範囲では設計の検証ができない。
・広い土間、小上がり畳、ファミリークローゼット、スタディコーナーなどの新しい住まいのキーワードが、実際にどのように使われ、生かされているのか（または生かされていないのか）を知ることは設計者として不可欠では？

→　「住まい方調査」をさせていただこう！

■■基本的な調査内容
・家具配置や使い方などの物理的な調査
・入居後の感想や満足度などのヒアリング
・研究対象キーワードごとに使い方の実態や感想をインタビュー
（キーワード（抜粋）：広い土間、小上り畳、オープンな玄関、ファミリークローゼット、フリースペース、スタディコーナー、家事室、吹抜、温熱環境、パッシブデザインを生かした住まい方ができているか、光熱費、etc.）

●プレ調査　M邸　（調査日：2019年10月23日）
建設地：香川県高松市
規模：地上１階建て
延床面積：82.81㎡（25.1坪）
家族構成：単身女性＋お母さま

●NO.1　　K邸　（調査日：2020年2月３日）
加盟店：　木楽ホーム　/　長野県
建設地：　長野県上田市
規模：地上２階建て
延床面積：93.01㎡（28.1坪）
家族構成：ご夫婦＋お子さま１人（２人想定）

●NO.2　T邸　（調査日：2020年2月３日）
加盟店：　木楽ホーム　/　長野県
建設地：　長野県上田市
規模：地上１階建て
延床面積：86.95㎡（26.3坪）
家族構成：ご夫婦＋お子さま２人

■■調査を受けて下さったお客様の感想
・久しぶりに先生とお会いできてとても嬉しかったのと、建築家の方々といろいろとお話ができて楽しかったです。
・今日建築家の先生や、営業の○○さんのお話をうかがい、我が家を建てる際にスタッフの皆様がどんな想いで我が家を建ててくれたのか改めて感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

■■調査に参加したメンバーの感想
・設計力向上のヒントがたくさんある！
・設計時に想定していなかった使い方をされているなど生きた住まいとしての面白さを実感。
・住まい方の実態や住まい手の意識を知ることで、机上の空論に留まらない、リアリティのある設計につながる。
・ヒアリング結果を反映させたプランを作ることの重要性を改めて感じた。
・直接うかがってインタビュー調査させていただくことだけでも「クライアントの信頼や満足度をより高める」という調査の目的に繋がることを認識し、改めて住まいと暮らしの研究会の意義を感じた。

■■今後の展望
住まい手の評価や住まい方の実態からプランの検証を行い、リアリティのある設計力向上に向けた知見を得る。
同時に、調査についての発信を行いコミュニケーションツールとして役立てていきたい。

調査へのご協力、誠にありがとうございました。

今後も、順次住まい方調査を計画中です。
引き続き調査へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。